法人化

売却まで​含めたら個人の方が得​??第2弾

不動産投資は売却するまで利益が確定しない。
仮に保有時にキャッシュフローが出ていても、
売却すればトータルで損が出てしまう。
それでは意味ないですよね。
なので、出口も必ず計算しながら
個人で買うべきか法人で買うべきか判断して下さい。
さて、前回のおさらいです。
個人と法人では売却時の税率が違いましたね。
個人は短期なら39%、長期なら20%
法人は通常の法人税率(約22%~38%)
ですので、短期売却をするのであれば、法人の方が得。
長期保有するのであれば個人の方が得。
そして、今日は計算方法の違いです。
個人は通常の給与所得や不動産所得などとは別枠計算をします。
ですので、不動産の売却益に税率がそのままかけられます。
一方で、法人ではその他の所得(不動産からの所得など)と合算されて
税金計算されます。
つまり、通常の利益に不動産売却益を上乗せして税金計算されるんですね。
と、言うことは。。。
「売却損」が発生した場合には、法人ではその他の所得と相殺できますが
個人ではこの売却損は切捨てです。
難しく言うと、売却損の「節税効果」が法人では発揮されるけど
個人では無くなってしまう。
売却損が「-100」でその他の所得が「+100」だとすると
法人では所得が「0」つまり、税金は0円
個人だと所得が「100」つまり、税金が発生。
売却損が発生する場合には個人と法人を比べると
法人の方が得!!ですね。
《編者 スタッフ》


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