不動産投資コラム

太陽光発電の節税は法人向け?

ちょっと前から注目されている太陽光発電。
マンションやアパートの屋根に、太陽光発電の設備を付けると
売電収入が入ってきます。
この売電収入には2種類あります。
1、余剰売電
2、全量売電
違いは名前の通りですが、簡単に言うと
1の余剰売電は、まず自分の物件で電気を使ってから、
余った分を電力会社に買い取ってもらう方式。
2の全量売電は、付けた太陽光発電設備から
発電する電気すべてを買い取ってもらう方式です。
この全量売電の場合、表面利回りはおよそ10%前後。
設備投資額にもよりますが、ローンを組んで設置すると
キャッシュフローはそれほど残るものではありません。
ただ太陽は永遠に退去しないので、
空室を考える必要がない分、安定して入ってきます。
また、太陽光発電の普及は国の政策でもあるので、
いくつか税金の特典が用意されています。
その特典とは、次の3つ。
1、30%の特別償却
2、7%の税額控除
3、100%即時償却
ただ、この特典は個人の不動産賃貸業での適用は難しく、
法人向けになってしまっています。
《編者 叶 温》


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