物件を購入する時に、土地と建物の金額をどうするかは、とても重要なことです。
だいたいのケースでは、土地と建物の固定資産税評価額で按分した金額を、
土地と建物の売買金額とすることが多いです。
でも、ケースによっては土地、建物総額で表示することもあります。
では、総額表示のデメリットには、どんなものがあるでしょう?
一つは仲介手数料です。
仲介手数料は、土地と建物が別々で売買契約書に書かれている場合は、
建物の消費税を除いた金額に対して掛かります。
土地1億円、建物1億500万円(税込)なら、
建物の消費税を除いた2億円に対して掛かるわけです。
しかし、総額表示だと建物の消費税の金額がわからないので、
2億500万円に対して仲介手数料が掛かってきます。
これが4月以降、消費税率が8%に上がると、
インパクトはもっと大きくなりますので、覚えておいてくださいね。
《編者 叶 温》
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不動産投資の健美家