お客さんの立場からいうと、
小さい個人事務所と、中規模以上の事務所、どちらがいいのでしょうか?
これはお客さんの考え方によっても変わります。
僕も最初は一人で開業しましたが、
ずっと気にしていたのは、自分の病気怪我&死亡リスクです。
一人事務所の場合、例えば確定申告終了月の3月初旬に
税理士が最悪、死亡してしまった場合、
お客さんから請け負っている確定申告を終わらせることができません。
「他の事務所にお願いすればいい」と思っても、
他の事務所も、この時期は超忙しい時期なので、
3月に入ってから受け入れてくれるかどうかもわかりません。
これはお客さんにとって、リスクの一つですね。
一方、中規模以上の事務所なら、複数人のスタッフがいるので、
一人事務所のような、病気怪我&死亡リスクはありません。
逆に個人事務所のメリットは、その先生が直接担当してくれることです。
自分が信頼して選んだ人に、直接担当してアドバイスを受けることができます。
これが中規模以上の事務所になると、担当スタッフがついて、
その人が窓口になるので、直接税理士と話す機会は少なくなります。
どちらにしても、メリット・デメリットはあるので、
税理士を選ぶ際は、どこを重視するかを決めておいた方がいいでしょう。
《編者 叶 温》
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