貸借対照表ってきいたことありますか?
これは建物や土地、現金預金などの資産と
借入れなどの負債の残高を示す表です。
これを見れば、あなたの資産がどれぐらい借金で
まかなわれているかがわかります。
僕のようにフルローンで物件を購入している人であれば
土地建物のほとんどが借金で
まかなわれていることになります。
でも白色申告をしている人や、
青色申告でも帳簿を簿記でつけていない人は、
この貸借対照表は必要ありません。
その代わり、税金の特典もなくなります。
その特典とは、
「青色申告特別控除」です。
“青色”なので白色申告は
まったくこの控除はありません。
そして貸借対照表をつけない
青色申告の特別控除は10万円です。
一方、ちゃんと簿記を使って、
貸借対照表まで作ると
青色申告特別控除は65万円になります。
その差額、なんと55万円!
簿記の知識があって、
貸借対照表をつけるだけで、
永遠に毎年55万円控除してくれるのです。
これは大きいですね。
もちろん65万円を控除するためには、
5棟もしくは10室以上の不動産でなければいけませんが、
これ以上の規模の方は、絶対に有利です。
今は簿記を知らなくても、
少し勉強すれば会計ソフトでつけることができます。