以前から、年末になっていく11月は、
納税予測をすることが大切ですよ、
とお伝えしていますが、
融資対策のために、利益は出したいけど、
節税はしたいという人のために、
とっておきの節税対策があります。
その節税対策とは、
「小規模企業共済」。
これは、個人事業主や、
中小企業の役員のために、
国が運営している、積立制の退職金制度です。
掛け金は、月額1,000円から70,000円まで、
選ぶことができます。
これを掛けると、なぜ利益を残して、
税金を減らせるのか?
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
この掛け金は、全額「所得控除」になるからなんです。
要は社会保険の支払いと同じ扱いです。
でも、個人で物件をお持ちの、
サラリーマン大家さんは掛けることができません。
しかし、サラリーマン大家さんでも、
法人を設立して、その役員としての立場なら、
掛けることができます。
専業大家さんは何の問題もなく掛けられます。
そして、とっておきの節税対策ですが、
これを12月末までに、年払いにします。
すると、最大で、
7万円×12カ月=84万円
の所得控除が可能となります。
これは、大きいですよ。
みなさんが、利益を残したいけど、
節税はしたいなら、
是非検討してみてくださいね。
《編者 叶 温》
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不動産投資の健美家