所得税を賢く節税

建物割合を少しでも高くする方法

1棟物件を購入するときに、
意識しておかなければならないのが、
土地と建物の割合ですよね。
なぜなら、建物の割合が高ければ、
購入した後の減価償却費が多くなり、
所有時の節税に繋がるからです。
この建物の割合は、
一般的には土地と建物の
固定資産税評価額で按分して
決めることが多いのですが、
この時に、少しだけ建物割合を大きくする方法があります。
その方法とは、建物の固定資産税評価額だけに、
消費税分の5%を加えるのです。
例えば、土地100、建物100の
固定資産税評価額だったとして、
そのままだと
土地100:建物100
建物割合50%
ですが、消費税分を足すことによって、
土地100:建物105
建物割合51.2%
となります。
とても小さいように思えますが、
物件金額が大きかったり、
今後、消費税が8%、10%と増税されれば、
その影響も大きくなります。
確定申告に向けて、建物の金額を決める時の
参考にしてくださいね。
《編者 叶 温》


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