法人税を賢く節税

太陽光発電は即時償却、税額控除どちらがいいのか?

太陽光発電のクリーン投資減税については、
メルマガやセミナーでもよくお伝えしています。
基本的には個人の不動産所得では、グリーン投資減税は受けられず、
法人だと、問題なく受けられます。
ただ、法人で他に利益の出る物件を持っていたり、
他に利益の出る事業を営んでいたりしていなければ、あまり意味はありません。
では、法人で他に利益がしっかり出ている場合に、
即時償却と税額控除、どちらを採用するのがいいのでしょうか?
これは、その法人の状態で変わりますが、
トータルで見て節税できるのは、税額控除になります。
なぜなら、即時償却は減価償却の前取りだからです。
太陽光発電設備に1千万円投資したとしたら、
1千万円というパイは変わりません。
即時償却ならそのパイを1年で食べ、
通常の減価償却ならそのパイを17年かけて食べるだけなんです。
だから税額控除を採用すると、通常の減価償却に加えて、
税額控除の恩恵も受けられるんです。
ただ、税額控除にもデメリットはありますので、
グリーン投資減税を考えているなら、しっかりと税理士に相談してくださいね。
《編者 叶 温》


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