物件を売却したときの税金は、結構勘違いしている人が多いです。
どのように勘違いしているかというと、
次の算式で求めた売却益に税金が掛かると思っているケースです。
【物件売却金額-売却諸経費-残債=売却益】
このように思っている人は、全然違いますので要注意です。
物件売却時の税金は、次の算式によって求められます。
【物件売却金額-売却諸経費-物件簿価=売却益】
この中で物件簿価は、建物と土地の帳簿上の金額です。
そして建物の簿価は、毎年減価償却をしていくので、
徐々に減っていきます。
でも、建物の一部を設備として認識している場合は、
初期の減価償却費が多額になるので、
簿価がとても低くなっている可能性が高いです。
イコール売却するときには、売却益が出やすくなるということなんですね。
《編者 叶 温》
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