人口が減っている日本では、物件は供給過剰になっていきます。
また時が経てば、建物も古くなりますし。
設備や間取りも時代遅れになってしまいます。
このような理由から、家賃は徐々に下がっていくものですよね。
でも、家賃の下落は賃貸経営においては悪です。
不動産賃貸業は他の商売と違って、変動費的な原価がありません。
あるのは固定費のみ。
ということは、家賃が下がれば、そのまま利益に影響します。
そして、今の不動産投資は、利回りを中心に考えられているので、
売却時の売価にも影響があります。
年間家賃収入1千万円で表面利回り10%で売れるとすれば、
1億円で物件は売れます。
でも、家賃が下落し年間家賃収入900万円なら、
売価は9千万円になってしまいます。
だから、家賃を維持、向上させることは、
不動産投資において、とっても重要なんですね。
《編者 叶 温》
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不動産投資の健美家