実は何かをするだけで、
所得税が5,000円控除されることがあります。
それは「電子申告」。
国税庁は数年前から、経費削減に向けて
電子申告を推し進めています。
僕たち税理士のところにもお願いにくるぐらい必死です。
そんな中で昨年から導入された、
「電子申告特別控除」
というものがあります。
それは、皆さんが役所で住基カードを取得して
それに電子認証を入れて、
確定申告のときにそのカードを使って、
署名して申告すると、
5,000円税金を控除してくれます。
この特別控除は平成20年の申告、
つまり今回の確定申告まで適用可だったのですが、
あまり普及していないこともあいまって、
2年延長されました。
でもこの特別控除を受けるためには、
住基カード取得の費用が1,000円。
カードを読み込む為の機械の費用が3,000円程度。
それに交通費や時間も合わせると、
あまりメリットはないかもしれませんね。