今年もあと2ヵ月となったわけですが、
この時期は、うちの事務所では
お客さんとの打ち合わせが多くなります。
その理由は、個人の所得税の決算対策と、
来期の経営計画の打合せをするためです。
お客さんとの打ち合わせの流れは
次のような形で進んでいきます。
1、あと2ヵ月の数字を聞き、今年のキャシュフロー予測
これで今年、いくらお金が残りそうかを把握します。
2、来年のキャッシュフローの予測
これで来年、いくらのお金が残りそうかを把握します。
3、1のヒヤリングに基づいて、今年の利益予測
1で出た実際に残るお金と利益は違う数字になるので、
ここでは税金を計算するための利益を予測します。
4、2の数字に基づいて、来年の利益予測
3に続いて、来年どれぐらい利益が発生しそうかを予測します。
5、4の数字に基づいて、この先5年の利益とキャッシュフロー予測
利息と減価償却費はだんだん減っていくので、
この先5年でどのように利益が推移するかを予測します。
この時期に大切なことは、
3の「今年の利益予測」ですが、
ここで利益が思ったよりも出そうであれば、
今からできる節税対策を提案します。
こうやって利益をコントロールしていくんですね。
人間、先を見ることができれば、
安心して不動産経営をすることができます。
ぜひみなさんも、
この時期に今年の利益予測をして
賢く節税してくださいね。
《編者 叶 温》
Tweet
不動産投資の健美家