太陽光発電、国も補助金を出すなどして
国を挙げて推進しています。
その一環で、税制面でも優遇措置がなされています。
優遇措置の内容ですが
一定の要件を満たせば
・即時償却
・特別償却
・税額控除
の3つの優遇措置を選ぶことができます。
即時償却と特別償却については前回説明しましたので
今回は税額控除について説明していきます。
読んで字のごとくですが、税額を控除してくれる制度です。
ポイントは「所得控除」ではない点です。
所得控除であれば、所得を控除するので
控除額=減税額とはなりません。
控除額×税率=減税額です。
今回は「税額控除」なので
控除額=減税額となります。
さて、それではいくら控除してくれるのでしょうか。
取得価額の7%です。
1千万円なら70万円です。
なんだ、たった70万円かと言われそうですが
あくまで税額を70万円控除してもらえるので大きいですよね。
所得控除でいうなら280万円の所得控除とほぼ同等の意味を持ちます。
特別償却も即時償却ももちろん意味はありますが
税額の控除ではなく、
経費の前倒しなので
トータルで考えると、たとえ7%でも税額控除の方が得かもしれません。
前回と今回で3つの優遇措置をご紹介しました。
ただし、これら即時償却・特別償却・税額控除を受けるためには
要件が必要になってきます。
《編者 塩田雅人》
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