消費税を賢く節税

居住用物件の大家さんは消費税率アップで損している?

4月から消費税率が8%にアップしました。
これによって僕たちが普通にモノを買う時も、
今までより3%多くお金を払うことになります。
でも商売をしている人にとっては、
その分、売上も3%分アップするので、
実は消費税アップ分を負担していないことになります。
例えば100円のものを仕入れて、300円で売る場合を考えてみましょう。
5%の時 315円-105円=210円 利益200円 消費税10円納税
8%の時 324円-108円=216円 利益200円 消費税16円納税
消費税率がどちらでも利益200円は変わってませんよね。
なぜなら消費税は、最終的に消費税者が負担するものだからです。
でも、居住用物件の大家さんは、
電気代や管理費などの消費税率がアップしているのに、
居住用の家賃には消費税が掛からないと理由で、
家賃アップはなかなかできるものではありません。
だから、居住用物件を持つ大家さんは、
消費税率アップで損をしていることになります。
でも、逆に消費税還付ができれば、
還ってくるお金も多くなることになります。
《編者 叶 温》


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