「所得税」というと、法人は関係なさそうですよね。
でも、無視はできないのです。
例えば、銀行預金の利息。
これは所得税というものが引かれた後の金額が入金されています。
例えば、80円の入金があった場合
実は「受取利息(収入)」は100円なのです。
そこから、所得税が20円ひかれて
80円が入金されているんです。
ところで、
「法人なのに、なぜ所得税が・・・・」
と叫びたくなりますね。
ご安心ください。
これは、あくまでも名前は「所得税」ですが
法人税の前払なのです。
つまり、20円だけ、法人税を先に支払っているということ。
法人の決算申告の時に、最終的に算定された法人税額から
この20円を差し引くことができます。
なので、結果的には「所得税」を取られているわけでは
ないということになります。
ただ、申告する時はしっかり処理しないと
間違えますのでご注意を!
《編者 塩田雅人》
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