消費税を賢く節税

売主の消費税率アップの影響

消費税率は、現在の5%から、2014年4月1日より8%に引き上げられ、
2015年10月1日からは10%に引き上げられることが予定されています。
でも、消費税率がアップされるとどんな影響が出るのでしょう?
この影響は、
・消費税の納税義務のある課税事業者か
・納税義務のない免税事業者か
で変わります。
今日は、あなたが売主だとして、
状況によってどのように影響するかを解説してみます。
・課税事業者の売主
不動産には土地と建物がありますが、土地は消費税非課税なので、
消費税の影響を受けるのは建物です。
課税事業者で売主の場合は、建物の売却金額に対する
消費税を納める必要が出てきます。
だから、消費税率がアップすると、
建物の売却金額に対する消費税の納税額が上がるので、
手元に残るお金は少なくなります。
・免税事業者の売主
建物を売却した年度に免税事業者の売主は、
消費税率がアップしても、建物の売却金額に対する
消費税の納税義務がないので、
建物売却に関しては消費税増税の影響はありません。
《編者 叶 温》


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