個人で事業的規模の不動産を所有している人は、奥さんや子供にお給料を払うことができます。
お給料を払えば、所得が分散されて節税につながります。
でも、気をつけないといけないことがあります。
年末になると、サラリーマンもすること・・・。
わかりますか?
そうです。
年末調整です。
年末調整とは、簡単にいうと会社があなたに代わって、申告をしてくれる制度です。
年末に緑色の紙を会社に提出しますよね。
あれです!
会社はあなたから預かった緑色の紙をもとに、所得を計算して、源泉税を取りすぎている場合は、還してくれます。
でもあなたが不動産所得から奥さんに給料を払っている場合は、あなたが会社となって、奥さんの年末調整をしなければいけません。
税理士さんに任せている場合は心配いりませんが、もし税理士さんに任せていない場合は、ちゃんと忘れないようにしないといけません。
そして来年の1月31日までには、「法定調書」という書類を税務署に提出する必要があります。
この法定調書は、あなたが前年に、事業専従者や従業員、税理士さんなどに対して、年間いくら支払ったのかを報告する書類です。
面倒くさいかもしれませんが、不動産投資 = 経営者ですので、しっかりと提出してくださいね。